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遠隔カンファレンスについて

認知症疾患医療センターを核とした地域医療連携ネットワークの構築

愛知県では、愛知県地域医療再生計画の事業として、認知症患者及びその家族へのきめの細かい情報提供、医療支援を行うことを目的とした、認知症疾患医療センターを結ぶ診療ネットワーク構築を進めています。

具体的には、電子カンファレンスシステムを使い、認知症疾患医療センター間をネットワークで結び症例検討を行ったり、家族教室を合同で行う「遠隔カンファレンス」を計画しています。

認知症疾患医療センターを核とした地域医療連携ネットワークイメージ図
「認知症疾患医療センターを核とした地域医療連携ネットワークイメージ図」


遠隔カンファレンスとは

総務省情報流通行政局 地域通信振興課
「遠隔医療モデル参考書」より

①遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育とは

遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育とは、医師やコメディカルが遠隔地にいる専門医等にアドバイスや指導を求める際に、患者の診療情報や検査画像を供覧しながら、テレビ会議システムを用いてコミュニケーションをとることにより、医療関係者の移動を伴わずに対面に近いディスカッションを実現するものです。このことにより、治療方針がより適正なものとなることが期待できるほか、書物だけでは習得できない医療ナレッジの地域格差を解消し、地域医療の品質が底上げされる等の効果が期待できます。遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育の導入の効果は、下記のようにまとめることができます。

・ 治療方針の適性化
・ 文書だけでは獲得できない医療ナレッジの獲得やスキルの向上
・ 医療に関する情報発信と情報共有
・ 医療関係者の心理的、身体的、経済的、時間的負担の軽減

円滑なコンサルテーションは、地域の医師の経験不足や不安感を解消し、従来では対応できなかった新たな分野の医療サービスを提供可能とします。また、カンファレンスや教育は情報交換や豊富な専門知識、先進事例を習得することができ、人材の育成、地域医療の質の向上に寄与します。

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②遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育システムの概要

遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育システムは、ネットワークを介したテレビ会議で、遠隔地の医療機関や大学の医療関係者間での1対1、1対n、n 対n の双方向コミュニケーションを実現します。基本的な仕組みは、モニタやプロジェクタ、カメラ、マイク等の機材を接続したPC や専用のテレビ会議を利用して、参加者の間で、映像や音声によるリアルタイムな双方向コミュニケーションとスクリーン上の映像情報を共有するものです。このシステムでは、プレゼンテーション資料、電子カルテ情報、医療情報や動画像などのモニタ上の映像を、参加者全員が同時に閲覧することができます。

また、プレゼンテーション資料へのマーキングやポインタの位置情報等をリアルタイムに共有することを可能とする「コンテンツ同期機能」をもつ高機能なシステムもあります。

利用する機材は、PC+モニタのほか、Web カメラ、大型モニタ、プロジェクタ+大型スクリーン、スピーカ+マイク等であり、参加人数の規模(個人レベル、中小会議室レベル、大会議室レベル)に応じて準備する必要があります。付帯機能として、会議機材・会議室などの予約管理機能がありますが、利用予約については、予約簿や別のスケジューラを用いた運用も可能です。

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平成23 年3 月
総務省情報流通行政局 地域通信振興課
「遠隔医療モデル参考書」より



実際の遠隔カンファレンスの様子

平成25年3月27日に、国立長寿医療研究センターと守山荘病院の間で、電子カンファレンスシステムを使用して、遠隔カンファレンスを行いました。

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国立長寿医療研究センターの様子守山荘病院の様子

実際の遠隔カンファレンスの様子
実際の遠隔カンファレンスの様子が動画でご覧いただけます。
(黒い画面をクリックすると動画が再生されます。)